2007年5月26日(土)
輪行バッグを担いで三宮まで行き、高速バスに乗る。輪行バッグが積めるか心配したが、他のお客さんの荷物が少ないので、荷物室に余裕があり心配するに及ばなかった。1時間半くらいで徳島の松茂に到着。早速自転車を組み上げる。
前日の大雨もおさまり、快晴。ただし西風が強く、黄砂が多いという予報。この西風と黄砂には後で苦しめられることに。。。


松茂を出発して(9:40)レンコン畑を縫うような道を進み、最短ルートで県道12号を目指す。こんなときの強い味方がGPS内蔵PDAである。私が愛用しているのは、inView N-911というGPS内蔵Pocket PCで、ナビ機能は無いが、現在位置が地図上で示されるので、予定通りのルートを進んでいるかどうかが一目瞭然である。昭文社の地図ソフト、Pocket Mapple Digitalをインストールしており、PC上で作成したルートをinViewにコピーしている。

12号を西に進み、1番札所の霊山寺に到着(10:15)。まずは納札と納経帳を購入した。納経帳にはあらかじめ霊山寺の納経が書かれてあるので、300円分をプラスして支払った。お寺の尼さん(?)が丁寧に遍路作法を教えて下さった。お話を聞きながら、納札に日付、住所、名前を書いていく。参拝を済まし、すぐに出発。今日は最低でも10番、願わくば11番まで回りたいので先を急ぐ。

すぐに2番極楽寺に到着(10:50)。朱の山門が印象的な寺。参拝を済まして納経所に行く。初めて納経をしてもらうので、少し緊張しつつお願いする。

さらに12号を西へ進み、高松自動車道の板野IC出口付近で12号から北に向かうとすぐに3番金泉寺に到着(11:20)。ここも2番と同じ朱の山門。私が到着したときは1番、2番と違って人が少なかったので落ち着いて参拝できた。

金泉寺山門の前に4番への案内看板があり、「歩き」と「自動車」で方向が違っていた。「歩き」の方向に進むといきなり道に迷ってしまう。ここでまた、GPS端末が活躍する。県道12号と並行する北の道を進む。12号と違って交通量が少ないので、気持ちが良い。しばらく進むと4番大日寺への看板が見えるので、指示に従い右折して北へ進む。緩やかな上り坂を2Kmぐらい進むと4番大日寺に到着(11:55)。1~3番と違って、自然の中で良い感じにひなびた寺で、私は好感が持てた。

しかし、5月とは思えぬ暑さですでに上り坂で汗だくになった。日焼け止めが無いとひどいことになるだろう。
来た道を南に下ると5番地蔵寺へ向かう。地蔵寺への手前に「五百羅漢」の看板が有ったので、先にそちらを見学することにした(12:15)。拝観料を支払い、中を見学した。約200体の羅漢が、弥勒堂、釈迦堂、大師堂の数々の仏像と共に納められており、壮観である。これらが納められている建物もコの字型の立派な建物である。見学者は私一人で、ゆっくりと拝観できた。地蔵寺に来られるときは是非「五百羅漢」を拝観されることお勧めしたい。
「五百羅漢」のすぐ下に5番地蔵寺がある(12:25)。境内に立派な大銀杏がある。樹齢約800年とのこと。




再び県道12号に戻り、6番安楽寺を目指す。この辺りから西風が強くなり、平地なのに漕げども漕げも進まなくなる。平均速度も20Km/hを大きく下回ってしまった。また、黄砂が原因で遠景が霞んでいた。
県道12号から139号へ曲がるとすぐに6番安楽寺に到着(12:55)。池や庭があり、良く手入れのされた綺麗な寺である。

安楽寺のすぐ近くに7番十楽寺が有る(13:15)。竜宮城を想像させる山門と、傾斜にそって本堂、大師堂がある。

県道139号を西へ進む。土成ICの近くを過ぎて西に進む。これを北に行くと名物「たらいうどん」の店に行けるが、今回は無理なので、先を急ぎ、8番熊谷寺に到着(13:50)。駐車場から参道を登ると。立派な山門が有り、綺麗に塗られた四天王が有った(後で気付いたが、駐車場の南に立派な仁王門があった。仁王像も立派らしいが、見落としてしまった。)。多宝塔などの建築も古くて立派で見応えがある。

139号に戻り、途中で県道236号を経由して法輪寺へ向かう(14:10)。7番のあたりから団体とかち合うようになり、落ち着いて参拝できなくなる。ほとんどの札所では団体と個人で納経所の窓口を分けて納経してくれていたが、ここでは団体の納経の後回しにされて、長い間待たされた。思わずイライラしてしまったが、まだまだ修行ができていないと自分を戒めた。

ここからは歩き遍路の看板に従って、県道139号を目指す。田畑を縫う農道を経由して、139号へ合流し、看板に従って右折し、緩やかな山道を登って10番切幡寺の駐車場に到着。とりあえず今日の目標まで到着してホッとしたのもつかの間、本堂までに333段の階段が有り、足に乳酸がたまってしまう。やっと本堂に到着(15:05)。向かい風、上り坂と階段で疲れてしまい、境内の建築物を見る余裕も無いまま、参拝して次を目指す。
昼ごはんを食べずに走ってきたので、コンビニか何か店を探しながら、11番を目指すが何も店が見当たらない。さすがにジュースの自動販売機は有るので、水分補給はできるが、昼ごはんは弁当か何かを持っていく方が賢明かもしれない。今回の場合はバッグが満杯で現地調達するしかなかったが。。。
さて、11番に向けて南に移動するが、吉野川まではずっと緩やかな下りとなり、非常に気持ちが良く、体力が幾分回復した。吉野川は歩き遍路で使う沈下橋を渡る。このあたりは吉野川は2つの流れに分かれており、間は大きな中州になっていて、田んぼや畑(サツマイモ?)になっている。北から大野島橋、川島橋を渡る。この橋と川のある風景はすばらしく良い。自動車遍路の看板に従うと、国道318号の橋に誘導されるので、自転車遍路の場合は、この沈下橋を使うことを強くお勧めしたい。



吉野川を渡り、しばらく看板に従って南東に向かい、最後に緩やかな坂を上ると11番藤井寺に到着(16:00)。大きな藤棚が有名だが、花の季節は終わっていた。門前のおばさんに聞いてみたが、今年は虫にやられて、例年に比べて藤の花はとても少なかったそうである。これも暖冬が原因しているのか?藤井寺の境内に、焼山寺への歩き遍路道の入り口がある。さすがにこの時間から登っていく人はいなかった。

近くの鴨島駅近くのホテルを予約していたので、鴨島駅近くのへ向かう。鴨島周辺は今日初めて見る賑やかな(?)町で、何故か少しホッとしてしまう。昼ご飯を食べていないので、昼夕兼用の食事をファミリーレストランで、ゆっくりと楽しんだ。その後、鴨島セントラルホテルにチェックインした。走行距離はそれほどでもなかったが、朝早かったのもあるし、暑さの中、11ヵ所も一気に参拝したので、疲れがどっと出てしまい、9時過ぎには就寝した。
本日の走行距離(53.6Km)


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