2007年5月29日(火)
夜中に放送がなかったので、海亀の産卵は無かったようだ。フロントで聞いてみると、上陸はしたが産卵しなかったとのこと。
昨日の目薬が効いたのか、朝鏡を見ると目の充血はほとんど無くなっていた。
今日は今回一番楽しみにしていたルートで、山道がなく、海岸線を走る気持ちの良い道だ。しかし、天気予報は雨で、朝からどんよりと曇っている。まあ、雨は覚悟の上で来ているが、いざ降るとなると憂鬱な気分になる。朝ご飯は6時半から用意してくれるので、7時半頃には出発した。
最初はだらだらとした上り坂が続き、その後牟岐まで下り坂になる。山の中を走るのはここまでで、あとはほとんどが海岸線だ。
海南のあたりの「スリーエフ」に入ると、ACアダプター(AC->USB)が売っていたので、即購入した。半ばあきらめていたのだが、ラッキーだった。
さて、このあたりから、とうとう雨がパラパラ降り始めた。上だけゴアテックスのレインジャケットを着てしのぐ。小雨が降ったりやんだりを繰り返す。
途中、道の駅宍喰温泉前のビーチは良い波が立っており、多くのサーファーが海に出ていた。
国道55号のトンネルは、歩道が柵で仕切られ、人センサーにより照明が点灯する仕組みになっており、自転車で走り易く、怖い目に遭う事はなかった(山中の県道では、歩道が無く、押して歩かないと怖いトンネルもいくつかあった)。
甲浦に向かう甲浦大橋の上ぐらいから激しい雨になってきた。甲浦ホワイトビーチの屋根つきベンチでしばし雨宿りをする(10:20)。このビーチは20年以上前、中学生の時に、サイクリングで来てキャンプをしたビーチである。遠い昔なので、場所の記憶は残っていないが、公園化されてとても綺麗になっている。そのときは甲浦港発のフェリーで神戸へ帰ったが、それも運航終了になってしまった。徳島から続く鉄道もここ甲浦が終点になっており、ここから南に行くに従って最果ての地といった雰囲気が濃くなってきて、私は好きである。
さて、雨が止む気配が無いので、レインウェアのズボンと、レインシューズカバーも装着して雨の中、ゆっくりしたペースで走り出す。しばらく走り出すと雨が止んできて、室戸市に入ったあたりから路面も乾いてきた。天気予報では、南部の方は雨では無く曇りの予報だったが、的中しているようである。
野根の集落を過ぎたあたりから、山が海に迫り、道路は海岸線に沿って延び、岬の方まで見渡せる。東からの風が強く、強い波が海岸線に押し寄せ、壮観だ。
海岸線をしばらく走ると、岬の十数キロ位手前に「佐喜浜」という集落が有った。レインウェアを脱いで休憩したかったので、探していると喫茶店がり、「ランチやってますか?」と尋ねるとやっていたので、昼ご飯休憩をした。元大関の朝潮がこの近くの出身とのことである。
ゆっくり休憩して再び出発。ここから少し行った所に「夫婦岩」という、波で侵食された珍しい形の岩がある。記念撮影をして再び出発。室戸岬が近づくにつれて、民家や事務所の建物が増えてくる。
室戸岬の手前にお大師様の修行の場、「御蔵洞」という、洞窟がある。洞窟自体は神社になっており、入り口に鳥居がある。ここを過ぎるとすぐに室戸岬である(14:20)。
岬の周辺には、波に侵食された岩や地層が有り、遊歩道が完備されている。岬を回って西側に行くと、風裏になるので、打って変わって穏やかな海岸になった。
24番へは、岬を回ってすぐの所を右折して県道203号を上っていかなければならない。かなり急な坂道なので、ほとんど押しながらやっとのことで24番最御崎寺に到着(15:00)。最後の上り坂以外に、山道らしい山道がなかったせいか、距離の割りに早く着いてしまった。宿を予約してなかったら、もう少し先にいけたかもしれないが、まだ先もあるし、体力を温存しよう。
最御崎寺の本堂は、これまでと違った南国ぽい作りだ。強風に耐えられるような屋根になっていてそう見えるのかどうかわからないが。。。境内には、「鐘石」といって、中が空洞になっているのか、石で叩くと鐘のような音が響く石が置かれてある。また、寺のすぐ近くに室戸岬灯台がある。
明日の宿は、高知市手前の、国民宿舎海風荘という所を予約した。
今日は昨日予約した岬の近くの民宿に宿泊した。この民宿が、良く言えば旧き良き昭和の面影を残した所で、携帯は圏外、部屋には色々な漫画、雑誌、コタツ、電気蚊取器などの電気製品や前の客が残していったと思われるものなどがあり、生活感のある所だった。経営は超アバウトで、2つある風呂も「どちらが男風呂ですか?」と聞くと「今の所、女性のお客さんいないからどちらでも良いですよ。」との返答。でも、料理にはこだわりがあるみたいで、値段の割には品数も多く、とてもおいしい料理を食べさせてもらった。アバウトだが、何故か妙に落ち着く民宿だった。
本日の走行距離(84.8Km)


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